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【廃棄コスメをアップサイクル】ルミ姉オリジナルコースターができるまで

【廃棄コスメをアップサイクル】ルミ姉オリジナルコースターができるまで

コスメロス削減とエシカル・サステナブルな
未来づくりに向けて

今回、アイルミネのエシカーニバル
プレゼントキャンペーンのために制作した
ルミ姉オリジナルデザインのラバーコースター。
実は、ただのコースターではなく、
《使われなくなったコスメ》を用いて
アップサイクルして作りました。

粉の状態から形になっていく工程を
ご紹介します。

ルミ姉オリジナルデザインコースター
プレゼントキャンペーン応募期間

2026年1月16日(金)10時
~ 2月4日(水)23時59分まで

▶  詳細はコチラ

化粧品の廃棄は、あまり知られていない環境課題のひとつです。「生産過程などで化粧品メーカーから出る化粧品の中身(バルク)の廃棄量は国内の大手メーカー5社だけでも年間2万トン※1」 とも言われており、毎年膨大な量のロスが発生しています。この問題の原因として、薬機法の下製造されるコスメは管理基準が厳しいことにあります。メーカーは、コスメの原料とそれらを用いて製造したコスメの中身を厳格に管理しており、防腐性や安全性や経時安定性だけでなく、色味や感触も一つの品質として捉えるため、測定機器上少しでもブレた場合は、廃棄してしまうのです。

また、「年間25億個がつくられ、その半分は売れ残り※2」とも言われており、その原因として、メーカーや小売り業者の商慣習、シーズンごとの棚替え、そして消費者の購買行動が挙げられます。

ルミネでは手軽にコスメロス削減に貢献できる機会として、新しいコスメとの出会いの場の提供を行うとともに、イベントなどを通してお客さまから回収したコスメをルミネ内でアップサイクルして、コスメロス問題を楽しく解決してコスメ循環の輪を広げていきます。

※1 株式会社モーンガータPRTIMES記事「毎年約2万トン以上のコスメが捨てられる時代に私たちができること | COLOR Again開発秘話」
※2 化粧品業界の闇「世に出る商品の約50%は廃棄」の悲しい現実 | ELEMINIST(エレミニスト)

ルミネでは、2024年1月から現在に至るまで様々なコスメロス削減に向けた取組を行ってきました。

■「コスメリゴランドストア」を開催

箱潰れなど中身には問題がないものの、正規販売できなくなった商品を特別価格で販売するPOPUPをルミネ新宿で実施しました。

■ルミネ各館で不要になったコスメ回収イベントを実施

2025年7月のエシカーニバルでは、ルミネ7館でコスメ回収イベントを実施し、全館で収集した不要コスメの数は、約17,800個、重量にすると約445kg(容器+中身)を記録しました。これにより、焼却処分に比べて298.087kg(約298.1kg)の二酸化炭素排出量を削減できることになり、84.78%の削減率を達成しました。

■アイルミネ初の取組「エシカルコスメ販売」を展開

アイルミネでも、2026年1月現在開催中のエシカーニバル内のコンテンツで、終売しているアウトレット品・品質には問題のない外装不良の訳ありコスメ商品を販売しています。コスメの廃棄削減に注力していきます。
▶  販売会場はコチラ

ルミネがお客さまから回収した不要コスメは、
その後どこへ行くの?

  • STEP1
  • ~ルミ姉オリジナルコースターができるまで~

    回収したコスメを手作業で掻き出す

    化粧品の成分そのものを再活用するアップサイクル事業を展開している【株式会社モーンガータ】さまと協業して今回のコースターを制作しました!

    回収したコスメの画像

    粉末状のコスメを"掻き出し棒"で掻き出します!

    不要品として回収したコスメを資源再生するためには、パッケージから中身をひとつひとつ手作業で掻き出して、色やテクスチャーごとにコスメの顔料を選り分けていくという地道な作業があります。

    POINT

    ルミネのイベントで回収&掻き出したコスメの顔料も使用!

    2025年11月2日(日)にルミネ荻窪店で実施したコスメ回収&分別アップサイクル体験イベントにてお客さまに掻き出していただいた顔料もコースターの色材として利用します!

    回収したコスメを手作業で掻き出している画像 回収したコスメを手作業で掻き出している画像

    ※イベントでの掻き出しの様子

  • STEP2
  • ~ルミ姉オリジナルコースターができるまで~

    掻き出したコスメの顔料を、
    ルミ姉の色に調色!

    綺麗な赤色へ近づけていくのはプロの腕の見せどころ!?

    掻き出したコスメの中身のことをバルクと呼びます。回収したコスメのバルクが色づけられていく「粉末の色の変化」に注目してください…!

    掻き出したコスメの粉の画像

    掻き出したコスメそのままであるため、ダマが多くみられます。

    矢印
    掻き出したコスメの粉の画像

    さらに細かく粉砕・撹拌(かくはん)*した後の様子です。

    *撹拌…液体や気体、粉体などを物理的にかき混ぜて均一化すること

    POINT

    粉砕作業は時間配分が肝

    モーンガータ社によると、掻き出したままのコスメはダマになっているものが多いため、なるべく大きさが均等になるように細かく粉砕していきます。
    実はこの粉砕の工程においても、長時間粉砕すればいいというわけではなく、モノによっては撹拌しすぎると逆に粉が凝集したり、ラメ感が減少したりしてしまうため、時間配分が重要なんです!

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    掻き出したコスメの粉の画像

    「コスメ由来の顔料」(使用期限が過ぎ、化粧料の顔料としては使用しなくなったもの・工業用ではまだまだ使用でき、かつ品質が良いもの)を加え、ルミ姉の赤色へ近づけ調色します。

    POINT

    ルミ姉のパキっとした赤色へ…!
    調色の難しさ

    コスメの顔料は、元々明るい赤のコスメ原料が少ないこともあり、ルミ姉の鮮やかな赤色を表現することに苦戦。
    回収したコスメの中でもピンク系コスメを主原料として最優先して使用いただき、元々モーンガータ社で保有していたコスメ由来の顔料と調合し、顔料の配合量も微調整を繰り返しながら、発色を高める工夫をしていただきました!

    矢印
    掻き出したコスメの粉の画像

    さらに細かくします。

    ◆ PICK UP ◆

    ルミネ各館でも上述と同様の方法で、回収したコスメをアップサイクルしたルミ姉ラバーキーホルダーのガチャイベントを実施!​

  • STEP3
  • ~ルミ姉オリジナルコースターができるまで~

    調色した顔料を溶剤と混合させてインクに!

    バルクを調色し、コースターのラバーへ色を入れていただく過程は、今回【TOPPAN株式会社】さまにご協力いただきました!

    クリアPVC母材とSTEP02までの回収したコスメの中身を機械で撹拌し、ルミ姉の色となるベースの色を作ります。

    プラス
    • 半透明クリアPVC母材の画像

      半透明クリアPVC母材

    • 掻き出したコスメの中身の画像

      掻き出したコスメの中身

    矢印
    ルミ姉オリジナルコースターのベースの色の画像

    ベースの赤色が完成!!!

  • STEP4
  • ~ルミ姉オリジナルコースターができるまで~

    型へ色を入れ、乾燥させて固める

    ルミ姉の型にベースとなる調色した赤色や、その他の色を挿していき、オーブンで硬化していきます。

    ルミ姉の型に色を流し込んでいる画像 ルミ姉の型に色を流し込んでいる画像

    最初に、ベース(土台)以外の色を入れ、最後にコースターのベースとなる丸形全体に赤色を入れていきます。

    ルミ姉の型をオーブンに入れている画像

    オーブンに入れて、固めていきます。

  • STEP5
  • ~ルミ姉オリジナルコースターができるまで~

    完成!!

    ルミ姉オリジナルコースターの画像

    大きさは直径9cmで使い勝手のいいサイズ感♪

    ルミ姉オリジナルコースターの画像

    裏はコスメの中身を使用しているので、ラメでキラキラしています♪

コスメロス削減に向けた、さらなる今後の展望

今後も、お客さまからルミネでの
各館イベントで回収した下取りコスメを
再資源化し、
ルミネ各館やアイルミネで
活用・アップサイクルを目指します!

ルミネでは「楽しく社会課題を解決する」という
理念を持ち、回収した資源を再生し、
実際に循環していることをお客さまにも
実感していただける形で還元していく想定です。
手間もコストもかかりますが、
ルミネはあえてそこに挑戦していくことで、
「エシカーニバル」と共に、サステナブルな
未来に向けた活動を展開していきます。

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